本当の自由とは?考え方5選

「自由になりたい!」と思っている人は沢山いるでしょう。「自由=全てが自分の思い通り」と捉えている人もいるかもしれません。

しかし、そんな人は実際にいません。人生は思い通りになることはない。このことは皆さんが一番分かっているはずです。

そんな理想を追い求めて力尽きるより、自由を定義しなおして、現実的な自由を目指してみませんか?

そんな思いから、自由の考え方について5つ説明していきます。

やりたいと思ったことが出来ること

これが皆さんの考える自由と一番近いかもしれません。何かをしたいと思った時に、それが出来るかどうか。

これには、お金も必要かもしれません。現実と折り合いをつけながら、上手く自分の願望を叶えていくことが必要です。

ただ、この定義にはもう一つの意味があります。それは、やりたいと思ったけどやらない人がいるという意味です。

例えば、「飲み会に行きたくない!」と思ったけど参加する。レモンサワーが飲みたいけどみんなに併せてビールを頼む。家で見たいテレビがあるけど、誘われたから参加する。

これは、小さい話と思うかもしれませんが、自分の欲求に素直に生きられているでしょうか。

欲求に素直に生きることは、自由と言えるでしょう。

コントロール感があること

コントロール感に関しては、以下の文が参考になります。

「自己コントロール感」について紹介したいと思います。「自己コントロール感」とは、自分自身や周囲をコントロールできている感じ、を指します。大事なのは実際にコントロールしているか、よりも本人がそう感じているかです。この自己コントロール感が高い人ほどストレス耐性が強く、不慮の事態にも柔軟に対応できる。コントロールが難しい状況でも、肯定的な面を見ることが得意だと言われています。

ストレスとの付き合い方 「自己コントロール感」 | 御池メンタルサポートセンター (kyotokojohokenkai.jp)

ここで大事なのは、自分が「ある程度はコントロール出来ている」と思えれば、それで人生の満足度は上がるということです。

例えば、書類整理でも「何の意味があるんだ」と思って無心でやるより「この書類があの人に渡って最終的にあの仕事に繋がっているんだな。」「この書類の順序変えた方が後の人見やすいから変えてみよう」という風に考えるだけで、コントロール感は上がります。

「制限されている中でも、自分なりに行動する」。これが出来れば、サラリーマンでもコントロール感を持つことは可能です。

この感覚こそが、「意外と自由に生きられているな」と感じられる要素になります。

人生の主導権を握っていること

3つ目の考え方は、人生の主導権を握っていることです。

例えば、家に帰ってYouTubeやSNSを見ていたらあっという間に夜中に。そのまま寝る。次の日もそれを繰り返す。

これは、スマホに人生の主導権を握られている状態です。天才がつくった製品に、脳が操られ続ける人生を歩むことになります。これは受動的な行動です。

人生の主導権を握るとは、自分で選択した行動をとり、その責任を自分が引き受けることです。能動的に行動することです。

仮にYouTubeを見るとしても、「YouTubeのあの人の新しい動画を一つ見たいからみよう」と能動的に行動し、それを見たらYouTubeを消す。見る前に「コレを見る!」と宣言したものしか見られないことにしても面白いですね。

もちろんみたいYouTubeやテレビが沢山あるんだ!という人は、「自分が将来どうなるか分からないが、それよりも今のエンタメを優先する」という価値観があり、その行動の責任を自分で取る覚悟があるならそれでも全然大丈夫だと思います。

人生の主導権を握られているなと感じた方は、少しずつでも主導権を取り戻して下さい。コントロール感も感じることが出来るので、自由に近づくはずです。

選択肢が多いこと

4つ目の考え方は、選択肢が多いことです。一つ目の考え方にも少し似ています。

例えば、貯金があれば仕事がクビになっても、しばらく他の選択肢を考える時間ができます。だけど、貯金がないと、とにかく早く働き口を探さなければなりません。

英語が出来れば、日本が自分に合わないと思った時に、海外で働くことも出来ます。副業をしていれば、いざとなったら会社から独立することも出来ます。

これらのことは、実際に行動に起こさなくても、「他の選択肢もあるんだ」と思えるだけで、心理的安心が得られるという点が大切です。心の自由が得られます。

選択肢を増やすために努力するのもアリですね。

変化できること

5つ目の考え方は、変化出来ることです。

今の時代は変化が激しい時代です。いつ、何が、どうなるか分かりません。誰の予測も当てになりません。これらのことを聞くと不安になりますが、大丈夫です。変化できるようになれば、安心です。

いつまでも同じ環境に固執するのは、縛られている・縛られに行っているのと同じです。すぐ変化に対応して移動することが出来るのは、自由ではないでしょうか。

そのために、日々小さな変化を意図的につくりましょう。変化に対する不安と向き合って克復しましょう。そうすることで、変化がだんだん怖くなくなって、どうなっても大丈夫と思えるようになります。

このように、変化できることは自由に繋がります。

まとめ

ここまで自由の5つの考え方について述べてきましたが、一つ共通して言えることがあります。

それは、自由はラクではないということ。そして、自由になってもラクは出来ないと言うこと。

だけど、自由になるとコントロール感が得られて、自分の人生を自分で切り開けるという感覚が生まれる。ラクではないけどやりがいを感じる。そして、余計な不安がなくなる。自分を成長させてくれる、必要な不安だけになる。

これだけで、自由になる価値は十分にあると思います。

皆さんも私と一緒に、自由を目指してみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました